日産ローレルの歴史

ローレル(Laurel)は、日産自動車がかつて製造・販売していた高級セダンで、1968年から2002年まで生産されました。以下は、ローレルの歴史を世代ごとに簡潔にまとめたものです:


■ 初代(C30型:1968年 – 1972年)

  • セドリックやブルーバードの中間を埋めるモデルとして登場。
  • 高級感とスポーティさを兼ね備えたスタイル。
  • エンジンは1.8L直列4気筒や2.0L直列6気筒を搭載。

■ 2代目(C130型:1972年 – 1977年)

  • 通称「ブタケツローレル」と呼ばれる、丸みのあるリアデザインが特徴。
  • 直6エンジンを中心としたラインナップ。
  • 高級感の向上に加え、GT系グレードが人気に。

■ 3代目(C230型:1977年 – 1980年)

  • シャープな角形ボディに変更。
  • セダンとハードトップをラインナップ。
  • スポーティな「メダリスト」やターボモデルも登場。

■ 4代目(C31型:1980年 – 1984年)

  • さらに直線的なデザイン。
  • ターボ車やディーゼル車を追加。
  • 当時の流行であったデジタルメーターや電子制御装備が搭載され始める。

■ 5代目(C32型:1984年 – 1989年)

  • より高級志向へとシフト。
  • V6エンジンが初搭載されるなど、動力性能もアップ。
  • インテリアに本木目や本革シートを採用。

■ 6代目(C33型:1989年 – 1993年)★人気モデル!

  • ドリフトシーンや旧車界隈で今なお人気。
  • FRレイアウトで走りにも定評。
  • RB20DETターボエンジンなどを搭載し、走り屋にも支持された。

■ 7代目(C34型:1993年 – 1997年)

  • スタイリッシュな見た目と上質な内装。
  • この頃から安全装備や快適装備も充実。
  • 上級セダンとしてのポジションがより明確に。

■ 8代目(C35型:1997年 – 2002年)

  • 最後のローレル。デザインがやや丸く、現代的に。
  • RB25DET搭載車も存在し、走行性能も高水準。
  • 2002年に生産終了。セドリック/グロリアと統合され、フーガへと引き継がれる形に。

■ ローレルの特徴まとめ

  • 基本はFRレイアウト(後輪駆動)で走り好きに愛された。
  • 上質な内装と静粛性、スムーズな走行性能。
  • 特にC33型は中古市場でも人気で、カスタムベースとして重宝されている。

ブタケツのパーツが中々入手出来なくて困った記憶がありますが、今は少しだけ入手できるものもあります。よく、お客様から「ケンメリの兄弟車だから、これもローレルにつかえますか?」と聞かれることが多いですが、基本的に足回り・ブレーキ・エキゾースト・マフラーが使えるくらいで、そこまで多くないかなぁという印象です。(細かく言えば、もう少しあります。)

旧車は知らない事があったり、本当かどうか分からない噂があったりするのが楽しいと思っているので、情報も100%正確?じゃないかもしれません。

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