スカイラインジャパン(Skyline Japan)は、日産自動車が1977年から1981年まで販売していた「スカイライン」の第五世代(型式:C210/C211)を指す愛称です。「ジャパン」の名前は、当時のCMで「SKYLINE JAPAN」と強調されていたことからファンの間で定着しました。以下にその特徴をまとめます:
基本情報
- 車名:日産スカイライン(C210/C211型)
- 愛称:スカイラインジャパン
- 販売期間:1977年 – 1981年
- ボディタイプ:2ドアハードトップ、4ドアセダン、ステーションワゴン(バン)
- 駆動方式:FR(後輪駆動)
特徴
1. デザイン
- スクエアな直線基調のデザインで、1970年代後半らしいシャープなスタイル。
- 前期モデル(C210)は角型4灯ライト、後期モデル(C211)は丸型4灯テールランプを採用。
- 「ケンメリ」に比べるとより大人びたデザインへ。
2. エンジンバリエーション
- L20型直6 SOHC(2000cc)を中心に、L16型、L18型などの直4もラインナップ。
- ターボモデル:1980年に日本初の量産乗用車用ターボエンジンを搭載した「2000ターボGT-E・S」(L20ET型)を登場させ、話題となった。
3. シャシーと足回り
- 前:ストラット式サスペンション
- 後:リーフリジッド(前期)→ セミトレーリングアーム(後期)など進化あり
- FRレイアウトで走行性能も高く、当時のチューニングベース車としても人気。
人気・評価
- 現在でも旧車ファンに根強い人気。
- 特にGT-ESターボモデルは希少価値が高く、プレミア価格で取引される。
- 「暴走族の車」というイメージも80〜90年代にはあったが、現在ではレトロカーとしてリスペクトされている。
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