ハコスカ ブレーキ交換の注意点

ハコスカ(スカイラインGT-R KPGC10)など旧車のブレーキ交換には、現代車とは異なる特有の注意点があります。以下に主要な注意点をまとめます。

自動車整備のできるショップさんにお願いすることは必須ですが、基礎知識は持っていたほうが良いでしょう。


✅ ハコスカ ブレーキ交換の注意点

1. 部品の適合確認

  • ハコスカは年式やグレードによってブレーキ構造が異なるため、車体番号や型式に基づいた部品選定が重要です。
  • NCPコーポレーションなど、信頼できる旧車パーツ専門店でパーツを入手するのが安心です。

2. 固着やサビに注意

  • 長年使われている車両ではキャリパーボルトやブレーキラインの固着、サビが多く見られます。
  • 浸透潤滑剤を事前に使用したり、ヒートガンで温めるなどして、無理な力をかけず丁寧に作業しましょう。

3. ブレーキホースの劣化確認

  • ラバーホースが劣化してひび割れていることが多いため、ステンメッシュホースなどへの交換も検討しましょう。

4. マスターシリンダーの状態確認

  • 旧車ではマスターシリンダーが劣化してペダルがふにゃふにゃになることがあります。リビルト品や新品交換を検討。
  • ブレーキフルードの漏れがないかも入念にチェック。

5. ブレーキフルードのエア抜き

  • 年式が古いため、フルードラインにエアが噛みやすいです。二人作業での確実なエア抜きが推奨されます。

6. ディスクローターとパッドの当たり面

  • ローターに段付き摩耗がある場合は研磨か交換を検討。
  • 新品パッドを使用する場合、あたりを出すために初期走行での当たり付けが重要です。

7. 社外ブレーキキット装着時の注意

  • ウィルウッドやAPレーシング製の社外キットに換装する場合は、ホイールの干渉チェックマスターシリンダー容量のバランスにも注意。

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